シロアリ

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シロアリとクロアリの有翅虫(羽アリ)の違い

クロアリの特徴
体長は0.2センチから2.0センチと種類によって様々
色は黒や茶色など種類によって様々
土の中や腐った木などに巣を作る
シロアリと違って木材を食べることはない
5月~11月に羽アリが飛び出す(7月以降に飛ぶ黒い羽アリは大体クロアリです)

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリとは、北海道の北部以外の日本全域に生息するシロアリです。
 4月~5月の昼間に有翅虫(羽アリ)が群飛します。

羽アリの特徴
色は黒褐色で前胸背板が黄色
体は胸部と同幅でくびれがない
羽の大きさは4枚とも同じ大きさ
羽が取れやすく自ら切り落とすため、羽だけが大量に落ちる
羽の色は淡黒褐色・半透明
4~5月頃の朝~昼にかけて飛び出す(雨上がり後などのジメジメした時が多い)
太陽の光に向かって飛ぶ事が多く、窓際に集まっている事が多い。

被害部の特徴
加害個所が巣をかねており、特別に加工した巣はつくらない
蟻道を作って地中やコンクリートの表面を移動する
乾燥に弱く、水を運ぶ能力がないので常に湿った木材中で生活している
水を使用する風呂場、台所、トイレ、洗面所などが被害を受けやすい
雨漏りや給排水管の漏水・結露などの給水源がある場合は、壁の内部や小屋組材まで加害される

イエシロアリ

イエシロアリとは、千葉県以西の海岸線に沿った温暖な地域などに生息するシロアリです。
 6月~7月頃の夕方から夜にかけて有翅虫(羽アリ)が群飛します。

羽アリの特徴
色は黄褐色で頭部は暗褐色
体は胸部と同幅でくびれがない
羽の大きさは4枚とも同じ大きさ
羽が取れやすく自ら切り落とすため、羽だけが大量に落ちる
羽の色は淡黄色・半透明
6月~7月頃の夕方~夜にかけて飛び出す(雨上がり後などのジメジメした時が多い)
走光性があり、外灯や部屋の明かりに大量に集まる。

被害部の特徴
特別に加工した塊状の大きな巣を建築物や切り株、樹幹などの地下部や地上部などにつくる
巣から蟻道を延ばし建築物や木材を加害する
水を運ぶ能力があり、乾燥した場所でも湿らしながら加害するため、加害範囲は建物全体に及ぶ
漏水や結露などの水場があれば、地下とは関係なく営巣できる
鉄筋コンクリート建物の地上部分でも被害がでることがある

アメリカカンザイシロアリ

アメリカカンザイシロアリとは、元々日本には居なかった種なのですが、木材や家具の輸入によって運び込まれ、生息域を拡大しているシロアリです。(南予地方でも確認されています)
 温暖な昼間に有翅虫(羽アリ)が群飛します。

羽アリの特徴
色は黒褐色で頭部は赤褐色
体は胸部と同幅でくびれがない
羽の大きさは4枚とも同じ大きさ
羽が取れやすく自ら切り落とすため、羽だけが大量に落ちる
羽の色は黒色
温暖な昼間に、少数ずつ何回にも分けて飛び出す(非常に寒い時期でも群飛する事がある)

被害部の特徴
特別な巣はなく、木材に穿孔して集団で生活している
蟻道などは作らない
木材に含まれるわずかな水分があれば生息できるため、家具などの中でも生きていける
天井裏から床下までのすべての木材、家具などが被害を受ける可能性がある
粒状の乾いた糞が被害部に落ちる(被害発見の多くがこれです)

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